平成25年12月7日(土)、子どもの居場所づくり実行委員会(代表 青山 泰)は、時津町子々川郷の中山菜園で、“とぎついただきますクッキング教室”収穫体験を行った(4教室合同)。

 この収穫体験に子ども63人、スタッフ24人(うち大学生8人)及び長崎大学薬学部大学院助教の柴田先生と時津町の放課後子ども教室の担当職員 田崎さんが参加。総勢89人で実施した。

 スタッフは午前8時に、菜園近くの中山集会場に集合し諸準備を始めた。9時に受け付け開始、9時半から1日のスケジュールや注意事項の説明をし、9時45分に菜園へ出発。菜園に到着後、実施要領を説明し、教室別にローテーションして、子どもは、4種類の野菜(サツマイモ、ジャガイモ、ダイコン、ニンジン)の収穫体験をした。その後、菜園で「ジャガイモの生産地」や「ジャガイモの品種」などのクイズを楽しみ、中山集会場に戻った。

 11時から菜園の採れたて野菜を使った豚汁やおにぎりで昼食。デザートに近所の方からの差し入れられたみかんやりんごが出た。

 12時から約30分間、「医食同源」という題目で、柴田先生が短い時間で、薬草の話などを子どもたちにも分かるように(下記のような)話をした。
 中国では「医食同源」を「菜食同源」という話から子どもが興味のある「カレーのスパイスも薬草が原料で、こういう病気に効くんだよ」という話しをされた。子どもの質問に「一つ一つの匂いを嗅ぐと強い匂いがする。家で作るカレーはそうでもないがどうしてか」「カレーの甘辛、中辛、激辛とあるがどうして作るのか」「今、回されたスパイスは何処で買ったのか」「野菜のどの部分が薬になるのか」「カレー以外に何に使われているのか」などの質問があった。子どもたちは大好きなカレーのスパイスに興味津々、先生の話に集中!スタッフも勉強になった。

 最後は大学生スタッフからのクイズ。世界のサンクスギビングデー(感謝祭)についての解説を聞いて、○×(マルバツ)クイズにチャレンジした。いくつか賞品を準備していたが、なかなか決着がつかず、最後はジャンケンで勝負をつけた。

 盛りだくさんの内容に子どもは満足。当法人の会員らが、種まき水やり、雑草取りなどをして育てた野菜をお土産に帰路に着いた。今日は新鮮な無農薬野菜で、おでんか肉ジャガか、または野菜スープか? お家に帰って食卓を囲んでの一家団欒の様子が目に浮かぶ(^_-)-☆。
y.canata '13.12.10
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大村市で環境学習(環境保健研究センター/工業技術センター)
子どもエコ祭りにリンク(時津総合福祉センター)
マルバツゲームで決着がつかず 最後はジャンケンで決めて賞品を渡す
マルバツゲームでクイズにチャレンジ!
大学生スタッフの「世界のサンクスギビングデー」のお話し
柴田先生の講演 「おなかがすいたと感じるのはなぜか」や「カレーのスパイスの話し」に子どもは 興味津々スタッフも勉強になった!
豚汁やおにぎりを3ヵ所に配置 好きなものを思い思いに取る
昼食は採れたて野菜の豚汁とおにぎり デザートはみかんとりんご
長崎新聞浦上西彼支局長にインタビューをせがむ子ども
自分のコメントは新聞に載るか」などの質問攻めに、記者もたじたじ
青山別邸で手洗いトイレ
収穫した野菜を手に 帰り支度
顔と同じぐらいの大根を手に記念撮影
一番喜んでいるのは後方の清末スタッフか?
その他の収穫体験のスナップ写真(クリックすると拡大)
ジャガイモ掘り
サツマイモ掘り
収穫体験用に準備した区域
自分で抜いたダイコンを見せ合う
菜園に到着し収穫体験の実施要領を聞く
これから菜園に出発
受付を済ませスケジュールや注意事項を聞く子どもたち
“いただきますクッキング教室”収穫体験