長崎ランタンフェスティバル

 長崎の冬の風物詩、2014長崎ランタンフェスティバルが、1月31日(金)に開幕した。2月14日(金)までの15日間、長崎市の中心部は、ランタン(中国提灯)一色に染まり大勢の観光客などで賑わう。特設会場を含め7つの会場で、二胡演奏や龍(じゃ)踊り、中国雑技、琉球太鼓などの催しに加え、街頭では皇帝パレードや媽祖(まそ)行列が行われる。

 昨年の来場者は94万人、今年は100万人の集客を見込んでいるそうだ。昨日(6日)のテレビでは、全国の旅行会社を対象にしたモニターツアーに参加した皆さんらを案内する様子が紹介されていた。昨日は生憎の雨、ツアー参加の旅行社の方は、雨で興味が半減したか、それとも「長崎は今日も雨だった(^^♪」という風情ある雨の長崎を気に入っていただいたかどうか? 結果は、来年の集客数を見ることにしよう。

 一昨日からの寒波襲来と長いこと降らなかった雨が、昨日から今日と降り続き、止みそうにもない。ほとんどの催しが野外で行われ、天気に左右されるこのフェスティバル関係者の嘆きが手に取るように分かる。それにも増してこれを目当てに訪れた観光客の皆さんの心境や如何に・・・。

 5日(水)、市役所OBのYさんから午後7時から中央公園会場で、二胡の演奏会があるという知らせを聞いて、これを鑑賞することを主目的に出掛けた。ついでに湊公園のメイン会場まで足を延ばし、今年のランフェスの雰囲気を満喫して帰って来た。Yさんは二胡を始めて2年、昨年は福建会館での市役所OBの一員としての演奏を鑑賞したが、今年は中央公園での演奏会に足を運んだ。この日は、長崎二胡弓楽会(智多会長 元副市長)の皆さん67人が一堂に会しての演奏会だったが、息の合った演奏を楽しませてもらった。

 演奏会の中盤に司会者から智多会長に「音合わせの時間も無かったでしょうに、皆さんの息がぴったり合ったいい演奏でした。いくつものグループの集まりと聞きましたが、練習の時間はありましたか?」との問いに、嘘か真か智多会長は「初めての人もいますから、上手な人の所にはマイクを仕掛け、上手に聞こえるようにしております」と答え、会場の笑いを誘う場面もあった。裏話もいろいろありそうで、共通の趣味を持った楽しい二胡会のようだ。

 Yさんは私と同じ年で後期(光輝 or 高貴)高齢者の仲間入りをするところ、ランフェスでの演奏のために、(ある時はビールを片手に)昼夜を違(たが)わずの自主特訓に励んで来らたとのこと、頭の下がる思いをしている。なお、ランフェス中の他会場では、ソロ演奏もされると聞いたが、日時・会場については「知った人が居ると、上がって弾けないから」と、少年のような心の内を語り、教えてもらえなかった。

 ご健闘を祈っています! 皆さん会場のどこかで、お会いするかも知れませんよ(^_-)-☆。

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◎ランフェスの詳細情報については、下をクリックしてご覧ください。
特設ステージではいろんな催しが・・・  写真左2枚は中央公園会場 右3枚は湊公園会場
メイン会場の湊公園特設会場 腹ごしらえをする露店もいっぱい 
7つの会場周辺は 中国提灯の飾りつけでいっぱい
会場を彩る中国から取り寄せたというオブジェ 左から中央橋、中央公園、湊公園
長崎二胡弓楽会の皆さん 本日の出演は 総勢67人
司会者からインタビューを受ける智多会長と師匠
中央公園特設会場
y.canata '14.2.7