平成26年3月22日(土)、当法人が呼び掛けて行う本年度最後の行事「時津港沿岸(ウォーターフロント周辺)のごみ拾い」を実施した。
東北・北海道地方は爆弾低気圧の影響で、この時季には珍しい強風豪雪のニュースが流れる中、時津地区(長崎県)は、前日(21日)の強風が嘘のように止み、当日はぽかぽか陽気の無風状態、屋外で行動するには絶好の天気になった。
午前9時から呼び掛け団体挨拶と実施要領の説明を行った後に、海上班は海の浮遊ごみの回収を行い、陸上班は沿岸の漂着ごみの回収を行った。ごみを拾う範囲は、海上班がヤスダオーシャン桟橋と七工区入口(弁天さま)を結んだ内側の範囲、陸上班は大村湾漁協前からウォーターフロント公園と三菱電機沿岸を抜け弁天さままで。
午前9時20分ごろから作業に取り掛かり11時に作業を止めて、当法人の女性部が準備した軽食(カレーライス)を、浦郷公民館で食べていただいた。その後、食事の終わった方から流れ解散をした。
今回のごみ拾いには、一般参加の皆さんに加え、十八銀行時津支店、親和銀行時津支店、三菱電機、ケンコーホーム、別所組、啓正会(モンサン、清水病院)、役場職員、大村湾漁協、西そのぎ商工会、地区の自治会・老人会・商店街などから約80人に参加いただいた。お蔭さまで、正味1時間半の作業で630キログラムのごみを回収し、日並郷のクリーンセンターまで運んだ。
広報とぎつを見て参加したという浜田郷のご婦人は「これまで(ごみ拾いを)やっていることは知っていたが、自分たちも参加していいのかどうか迷っていた。今回参加して良かった」と話していた。広く皆さんに呼び掛けて行う行事であるが、まだまだ宣伝不足かなと感じた。一方、回数を重ねる毎に、お子さま連れの参加者が増え喜ばしいことである。