NPO法人 コミュニティ時津 10周年記念講演会
講師:諏訪中央病院 名誉院長 鎌田 實 氏
  平成26年5月18日(日)、長野県の諏訪中央病院 名誉院長 鎌田 實氏を迎え記念講演会を“とぎつカナリーホール”(長崎県西彼杵郡時津町野田郷62番地)で開催した。

 当法人(NPO法人コミュニティ時津)は、平成16年4月1日にNPO法人としての活動をスタートさせ、11年目に入った。昨年6月に役員改選があり、7月から新体制になった関係もあって、10周年記念事業への取り組みが遅れ、「検討・推進チーム」を立ち上げたのが11月。12月9日に初回検討会議を開いた。いろいろと模索する中で、当法人会員の下村先生(時津町 下村クリニック院長)の紹介で、鎌田先生に、講演依頼をしたのが12月14日。翌(本年)1月15日に、鎌田先生の事務所オフィス・ミノから講演承諾の返事をいただいた。

 その後、検討・推進チームの3人を含む実行委員会(12人)を結成し、当日までに6回の実行委員会を開催し、協議を重ね準備を進めて来た。4月26日には会場の“とぎつカナリーホール”と実施要領などについての打ち合わせを行った。

 年度をまたぎ開催した10周年記念講演会には、会場がほぼ満席となる650人の方に、ご来場いただいた。時津町と隣町の長与町の小学校の運動会と重なり、どれだけの方に来ていただけるか心配していたが、会場がほぼ満席になるほどの大盛況で、鎌田先生の人気の高さを実感し、改めて感謝しているところである。

 当日は午後1時半に開演、オープニングに、当法人の会員らによる「花笠踊り」、主催者あいさつと講師紹介、講演、最後に当法人の活動報告を行い、午後4時に終演した。

 鎌田先生には「長寿日本一 沖縄から長野 そして時津」という演題で講演をしていただいたが、先生のソフトな語り口とユーモアを交えた笑いを誘う話に魅了され、途中休憩なしのあっという間の1時間50分だった。

 講演の目的は「ますます長寿化する社会の中で、健康で豊かな長寿生活を送る〝きっかけづくり〟になれば」であったが、ご自分の体験を基に、長野県を長寿日本一にした秘訣や人の役に立つことをするのは、自分のためでもある(ボランティア)という話には、実践して成果を上げている人の話だけに、説得力があった。終了後に「感動した」「良かった」「パーフェクト」という声が聞かれた。

 鎌田先生は、大阪泊まりの日帰り講演という強行軍で、午後4時に会場の”とぎつカナリーホール”を出発し、長崎空港に向かった。その数日後には、テレビにレギュラーコメンテーターとして出演している元気な先生を見掛けた。

 お忙しい中、西の端て長崎県の時津まで、お出でいただき深く感謝しています。ありがとうございました。
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お帰りの際に、活動資金の募金をお願いした ありがたいことに後日届けてくれた人もいた  ご協力ありがとうございました
会場玄関(入り口)
開演前のリハーサル 花柳昌太女師匠のチェック
当法人会員やカンボジア支援訪問のメンバーら13人の華麗な舞(本番)
開演前からホールは 長蛇の列 天気にも恵まれ開場時刻前には、約500人が来場
活動報告をする太田事務局長(司会を兼務)
主催者あいさつと講師紹介(田窪理事長)
観客席
聴衆の皆さんの声援に応える鎌田先生
鎌田 實先生には、1時間50分間 休憩なしでご講演いただいた
会場(とぎつカナリーホール)全景 ほぼ満席で650人が入場 写真はNPO法人コミュニティ時津の活動報告の場面
受け付けでプログラムを配布(5人の方が車椅子で見えられた)
10周年記念講演会プログラム
10周年記念講演会チラシ
講演会速報(ブログ)
y.canata '14.5.29