第42回時津町ペーロン大会・第29回時津町中学生ペーロン大会
 平成26年7月20日(日)、時津町の伝統行事ペーロン大会が、時津港(西時津郷七工区周辺)を会場に開催された。平成16年から「時津町ペーロン大会」と「時津町中学生ペーロン大会」が合同開催されるようになってからでも10年が経過。今年は一般が第42回大会と中学生が第29回大会として開催された。

 開会式前に安全祈願を行い、午前8時20分から開会セレモニー、9時から一般の部の10チームと中2の部9チーム、中3の部8チームが、前年度成績を基に、AグループとBグループに分かれ、一般がそれぞれ5レース、中学生がそれぞれ2レースを戦い、累計時間で順位を競った。全レース終了したのは午後3時。1艇の乗員は32人、距離は1,200メートル(途中折り返し)。一発勝負ではないので、漕ぎ手の層の厚さが勝敗を左右しているようだ。

 昼休みの12:00~12:40はアトラクションで、次代を担(にな)う子ども会の10チームが、2グループに分かれて競漕した。また、PTAや地区OB、団体、企業などの13チーム(時中PTA、,鳴中PTA、日並OB、久留里OB、左底OB、ピエロチーム、国際交流会、カトリック時津教会、東小父親チーム、時津美女軍団、時津町役場、水産研究三機交流会、長崎大学ペーロン部)が出場し、大会に花を添えた。

 七工区護岸には各チームの応援席が設けられ、海上で繰り広げられる熱戦に声援を送っていた。大会数か月前からの練習や当日の炊き出しなどで、選手をサポートをしてきた地域の皆さんの苦労も、選手の頑張りで吹き飛んだのではないだろうか。なお、このイベントを通して地域の“絆”が深まったことが、何よりの収穫であった。

※一般の部の成績は次の通り。( )内の数値は昨年の順位。
優勝 久留里(1)、準優勝 日並(3)、3位 元村(6)、4位 浦(4)、5位 子々川(7)、6位 左底(5)、7位 浜田(10)、8位 西時津(2)、9位 野田(9)、10位 小島田(8)
 久留里は、本大会6連覇。過去には日並の7連覇がある。来年、雪辱を期す日並や優勝経験のある強豪チームがどう巻き返すか、その他のチームも力を付け、虎視眈々と優勝を狙っている。上位常連地区も予断を許さない状況にある。

 本ページ末に、某地区の「自治会だより」を転載させていただきました。大会までの経緯や当日の選手の頑張り、次回に向けての意気込みなどを述べられています。併せご覧ください。その他のご苦労もあったものと思います。お疲れさまでした。 
時津町ペーロン大会動画2(ゴール地点)
時津町ペーロン大会動画1(折り返し点付近)
動画を見て大会の雰囲気を味わってください(カネや太鼓、掛け声に注目)
某地区の自治会だよりを転載しました(写真は等旗を掲げ応援席の声援に応える選手)
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y.canata '14.7.24
  今年はおかげさまにて関係者の努力に例年より多く(40数名)の選手の参加があり、陸トレからの盛り上がりが本番まで続き、おかげさまにて昨年の6位から堂々の『3位入賞』です。

選手は暑い中、1月以上前からの陸トレ、1週間前の海上練習と一生懸命頑張って本番に臨みました。地区大会実行委員長が「何とか28分台は出してもらえんじゃろか」とお願いをしたところ、結果は合計タイム「2976」から今年「27329」。なんと「1347」もの短縮です。(総合2位との差が8秒、1位との差が21秒)今年はBチームでの競漕でしたので当然、1等の等旗も5本すべて獲得しました。


今年特筆すべきは、第1レース「5207」はダントツの総合1位。これは大会新記録ではとの声がありました(全部の記録が無いので推定の情報)。また、第5レースの5244も総合1位の成績でした。要因として上げられるのは全体のモチベーションが上がる中、選手がそれに応え一生懸命に練習したこと。若手選手の伸びが大きかったこと(ベテラン選手の厳しい指導にも耐えてくれました)。何はともあれ選手が最後まで団結して頑張ってくれたことが一番です。最後の反省会の席上『来年は優勝をねらうぞ』との声しきりでした。なお、727日開催の県ペーロン選手権大会へ代表として男子が6名参加します。上位入賞を願うのみです。来年も応援をよろしくお願いします。

海に向かって安全祈願
大会の安全を祈願!
決戦に備え柔軟体操と監督の指示 気合入れ どのチームも最後のチーム固めに必死
その他応援風景など(クリックすると拡大します)
中間点付近の激闘 右上方の屋根付きの船で審判員が並走(不正は許されない)
郷土の期待を背に 郷土の名誉を懸けて各艇一斉にスタート  公平を期すためにレースごとに違うペーロン船に乗る
係留場(選手の乗降場所)
競技上の注意 平瀬競技委員長
来賓祝辞 吉田時津町長
尾崎大会会長あいさつ
選手宣誓 時津中 大石生徒会長(右) 鳴北中 川原生徒会長(左)
受けているのは 尾崎大会実行委員会会長
優勝旗の返還