大村湾と遊ぼう “とぎついただきますクッキング教室”
 子どもの居場所づくり実行委員会(青山 泰代表)は、平成26年8月2日(土)、浦郷公民館(長崎県 時津町)で、“とぎついただきますクッキング教室”調理実習外体験学習の一つである「大村湾と遊ぼう」という催しを実施した。参加者は、子ども50人、スタッフ23人(うち大学生13人) 総勢73人。台風12号が、長崎県の西海上を北上した影響で終日雨が降り、一部予定を変更して実施した。

 スタッフは午前8時に集合。会場準備班と受付班、調理班(昼食準備)班に分かれ、それぞれが、担当分の作業を行った。大学生スタッフは、来場する子どもの受け付けを担当、9時30分に全員出席を確認をした。予定よりも約10分遅れで、青山代表が全体スケジュールの説明と講師紹介を行い、長崎大学名誉教授 松岡先生の「大村湾の生き物」についての講演があった。

 松岡先生は、大村湾の海中の画像(DVD)を使って、大村湾には約800種類の生き物が棲んでいる。生き物は、何らかの役割りを担っており、循環型の食を形成して成り立っている。このバランスが崩れると生き物の生態に異変が起こる。また、水深5メートル以内の海底には緑色の草が生えているところがある。これは光合成が行われている証拠で、海中に酸素が供給され、貧酸素状態になるのを防いでいる。海岸の浅瀬が埋立てられると、このような環境が壊されるのが、心配である。というような話をされた。松岡先生の講演は、質疑応答を含め10時50分に終了した。

 予定していたウォーターフロント公園沿岸の清掃は雨で中止し、子どもたちは、大学生スタッフのリードで「伝言ゲーム」と「ビンゴゲーム」を楽しんだ。

 正午には、調理班が作った夏野菜のカレーライスで昼食を取り、デザートのフルーツポンチとアイスクリームを食べて食事時間が終了。終わりの会では、今日1日の感想を述べるなどして解散した。スタッフは居残り、反省会をして午後2時に解散した。お疲れさまでした。 
講演後の質疑応答 大学生からは「どういう動機があって今の仕事を選んだのか」や
「同じ生き物でパンダと牛で、取り扱いの違いがあるのは何故か(観賞用と肉食用)」などの難しい質問もあった
y.canata '14.8.3
ホーム
ビンゴゲームの様子は、下をクリックして動画でご覧ください!
ビンゴゲーム動画1
ビンゴゲーム動画2
ビンゴゲーム ビンゴした人には賞品あり
1班約10人で「伝言ゲーム」を行った 左写真は大学生の模範演技  5班中 正しく伝わった班は1班のみ このゲームの狙いは達したのでは!
松岡先生の講演 大村湾の海中の生き物を撮った画像(DVD)を使って説明
教室別に受け付け
大学生スタッフのミーティング