受け付け風景
とぎつサタデールーム スタート
 10年間取り組んできた「放課後子ども教室 とぎついただきますクッキング教室」は、平成26年度で終了し、本年度(平成27年度)から「ながさき土曜学習推進事業 とぎつサタデールーム」(以下、サタデールームと呼ぶ)を開催することになりました。

 この事業は、とぎつ子どもの居場所づくり実行委員会(会長 田窪幸男)が、時津町から委託を受けて実施する事業で、NPO法人コミュニティ時津(以下、当法人と呼ぶ)は、協働事業として関わっていくことになります。

 この事業では、地域の中で学ぶことを通して、いかなる状況でも逞しく「生きる」ことができる子どもたちを育成することを目的としています。また身近なお兄さん、お姉さんである大学生から祖父母の年代までの幅広い年代のスタッフが関わり、さまざまな分野の学習や昨今忘れがちな季節ごとの文化などを一緒に学ぶことで、子どもたちの知的好奇心そのものを刺激するとともに、英語の学習を取り入れたり苦手な教科を教えてもらう時間を作ることで、子どもの学習に対する意識の高揚を図っていきます。

 時津公民館とカナリーホールを会場に、年間10回、第2土曜日に開催します。学習時間は、午前9時~12時まで(受け付け時間を含む)です。対象は時津町内の小学3~6年生(時津北小、鳴鼓小、時津小、時津東小)の参加希望者で、今年度は4校から63人の応募がありました。

 初回は5月9日(土)、時津公民館を会場に子ども62人(1人欠席)が参加し、スタッフ14人(うち大学生10人)がお世話役をしました。

 前半が「子どもの遊び サイモンセッズ」で英語の学習。後半は時津町の名所旧跡、特産品などについて学びました。詳しくは写真説明をご覧ください。
初回の「サタデールーム」でしたが、子どもたちの楽しそうな笑顔が見られたのが何よりでした。

「子どもの居場所づくり実行委員会」の新しい取り組みで、試行錯誤しながらの1年になると思いますが
ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
各班1セットのクレオンを奪い合うこともなくエコバッグの絵付けに集中する子どもたち 出来上がったバッグは教室のお道具入れとして持ってくるよう伝えた
エコバッグづくりは 話し合いの中に出てきたことをイメージして絵を描いた 「とっきー」などイメージキャラクターが大人気 中には「時津大好き」の文字も・・・
教室は受け付け作業から始まる(早い子は、受付開始時間30分前ぐらいから集まって来る) 廊下で受け付け 他の利用者の迷惑にならないような気遣いが必要
ホーム
英語の学習(サイモンセッズ)
前半の英語の学習は 長崎外大の学生が担当 今回はアメリカと中国からの留学生も参加し 本場の発音で英語を学ぶ
(立っている左端がアメリカからのダニさん 左写真の左端下メガネを掛けた女性がチョウさん)
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ホワイトボードに「ふなっし」が登場 体の部位を英語で覚え 簡単な会話を学習し 「サイモンセッズ」(写真左2枚)で遊びながら学習した
*クリックすると拡大します
y.canata '15.5.10
絵付の終わったエコバッグを掲げて見せる子どもたち(左写真)
このままでは使えないので お家でのアイロンのかけ方を教える(写真右) できない子はお家の人にやってもらう
話し合ったことをヒントにエコバッグづくり
まとめた結果を班別に発表 班によって違ったまとめ方になって面白い 発表者もすんなりと決まり堂々とした発表をしてくれた
各班 さばくさらかし岩や茶屋、カナリーホールなど誰でも知っていそうなものを挙げていたが、中には「三角公園」とか地域の子しか知らないこともあった
時津のことを知る
※子どもの遊び「サイモンセッズ」とは?(下名が知らなかった遊びで、インターネットで調べました)
サイモンセッズは英語圏の人にはよく知られている子供の遊び。サイモン役を一人決め、全員はこのサイモンの命令に従って手を上げる、足を触るなどの行動するが、その命令は必ず「Simon says…」(サイモンの命令…)で始まる。もしこの言葉で始まらない命令に従った場合は失格である。
8班に分かれ 班ごとに時津の特産品や名所旧跡などを挙げ 1枚の模造紙にまとめた