第33回 時津小学校 校内トレーニングセンター ~カンボジア支援物資の梱包作業~
 時津町立 時津小学校5、6年生(校長 佐藤 雄一 氏)のJRC(青少年赤十字)の校内トレーニングセンターが、8月19日(水)同校の体育館で開催されました。夏休み期間中の午前8時半から午後4時まで「リーダー」としての力、「協力者」としての力を身に付けるための学習を行いました。

 当法人からは4人(友岡、太田、本田、田窪)が、午前11時から45分間の「カンボジア支援梱包作業」の指導という役割りで参加しました。取り掛かりの約10分間で、当法人の参加者紹介とカンボジアの子どもたちの現状についての話しをしました。その後、梱包の仕方についての説明をして作業に入りました。

 支援物資は、JRCのメンバーが活動の一環として集めた文房具や衣類で、種類別に分類して箱詰め作業を行いました。箱の外側にはマジックペンで、品物の名前を書いて内容物が分かるようにしました。梱包作業が終了し、支援物資(8箱)と募金が児童代表から当法人に託されました。

 最後に当法人が、JRCのメンバーへの感謝の言葉と皆さんの気持ちをカンボジアの子どもたちに届けることを約束して締めくくりました。

 トレーニングセンターのお世話をしたのは、猪俣 真士先生他11人の先生方でした。お疲れさまでした。
カンボジアの子どもたちの写真(パネル)の前で、訪問歴9回の太田氏が、鉛筆も買えない貧しい中でも、明るい笑顔で勉強がしたいという子どもたちの話しをした。
(写真をクリックすると拡大)
開講式 次第。トレーニングセンターの趣旨に添った形で、役わり分担を自分たちで決め、メンバー全員で力を合わせて取り組む姿勢がうかがえる。
当法人の指導で児童が、支援物資を種類別に分類し梱包作業を行った。右端写真は、箱に内容物を書いている児童。
左から2枚目の写真は、バスケットボールのユニホーム。まとまった数の揃いのユニホームをもらって喜ぶ子どもの顔が目に浮かぶ。
数年前には、町内の某自治会から不要になったペーロンのユニフォームが贈られ、サッカーのユニフォームとして使っている。
ネーム入りのユニホームなだけに「○○郷」対「Togitsu」の対戦が、カンボジアで見られるかもしれない(^_-)-☆。(写真をクリックすると拡大)
y.canata '15.8.21
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 ※ 「校内トレーニングセンターのしおり」に記載されていたものを紹介させていただきます

 トレーニングセンターとは、『リーダーシップ・トレーニング・センター』を略したものです。
 人は、一人では生きていけません。私たちは、学校で、家庭で、そして地域の中でいろいろな役割を担っています。そして、互いに助け合って生きています。そのために、私たちはある時は「リーダー」となって人を「まとめていく力」が求められます。また、ある時は、その「協力者になる力」が求められます。JRCの一員である私たちは、このような力を身につけることが必要なのです
 トレーニングセンターは、「リーダー」としての力、「協力者」としての力を身につける場なのです。今回のトレーニングセンターは、そのような力を身につける学習を行うとともに、赤十字についての学習やカンボジア支援活動に関する学習も行います。多くのことを学んで帰ってほしいと思っています。
梱包作業を終え、箱詰めした支援物資を前に、全員(児童・先生・当法人)で集合写真を撮る。