平成27年10月10日(土)、児童51人(10人欠席)とスタッフ18人(うち大学生15人)が参加して「第5回 とぎつサタデールーム」を開催しました。今回は、3連休の初日に当たり、他の行事と重なったことが原因か? 何時もより欠席者が多かったです。

 今月は、「時津さるく」(史跡巡り)がテーマで、とぎつカナリーホールを午前9時30分にスタートし、日本26聖人上陸の地からともづな石、追分石(道しるべ)、茶屋(本陣)跡、継石坊主(鯖くさらかし岩)を訪ね、とぎつカナリーホールに11時45分に戻り、終わりの集会をして正午には解散しました。

 4つの班に分け、1つの班に大学生3人が付き、上記のルートを「さるき」(歩き)ました。“温故知新”子どもたちは、何かを感じてくれたと思っています。

 次回は11月14日(土)、とぎつカナリーホールで、時津の達人に学ぶ「篆刻(てんこく)」です。思い思いの「てんこく」を作り、次回以降の手づくりカードなどに使います。

※ 前回(第4回)の とぎつサタデールームは、ここをクリックしてご覧ください。 
ともづな石(船のともづなをつないでいた石)
今の商店街の中通りにあったものが、海岸の埋め立て
や区画整理などで、現在の八幡神社下に移されました。
休憩 おやつタイム
鯖くさらかし岩」を長崎北病院側から観賞し
とぎつカナリーホールへ向かいました。
継石坊主(鯖くさらかし岩)
時津村の魚売りが、漁師からカゴいっぱいの鯖を買い、
長崎に売りに行く途中、今にも落ちそうな岩があったので、
落ちてから行くことにしたが、岩は落ちて来ずに、
鯖を腐らせてしまったという逸話があります。
茶屋(本陣)跡
大村藩は、彼杵と時津に大名や幕府の役人が
泊まったり休んだりするための宿を作りました。
これをお茶屋と呼んでいました。
とぎつカナリーホール リハーサル室で受け付け
追分石(道しるべ)
長崎(←)と長與(→)、市場(↓)が表示されています。
長與は現在の長与
ホーム
y.canata '15.10.14
おやつを選ぶ
追分石(道しるべ)
「さるく」途中のスナップ
終わりの集会
ホーム
y.canata '15.8.11
第5回 とぎつサタデールーム
日本26聖人上陸の地 記念碑
豊臣秀吉のキリシタン禁止令により捕縛された京都、大阪の宣教師と信者24人は、市内ひき回しの上、耳そぎの刑に処され、途中、岡山で捕縛された2人の信者と共に、彼杵から小舟に乗って大村湾を渡り、夜の11時ごろ時津に着きました。雪の降る、寒さの厳しい夜を舟の中で過ごし、翌朝早く、時津街道を歩いて西坂の処刑場(現在の長崎駅前)に向かいました。午後5時近くに、西坂の丘に着いた6人の外国人宣教師と20人の日本人信者は、西坂の丘で、十字架にはりつけにされました。

上陸記念碑のある広場では、コミュニティ時津の太田事務局長が、参加者全員を前に上記のような説明をしました。、その後の史跡は、班別(約13人)に、大学生スタッフが案内役を務め、当法人のメンバーが、これをサポートしました。
「さるく」ルート図
とぎつカナリーホールをスタート