とぎつ生涯学習を考えるつどい・少年の主張大会
 平成27年12月6日(日)とぎつカナリーホールで、時津町教育委員会主催の「とぎつ生涯学習を考えるつどい・少年の主張大会」が、開催されました。同大会は、午後1時に開会し4時半過ぎに閉会しました。

 当日配布されたプログラムには、
 急激な社会変化と成熟化の中で、全ての町民が心豊かで充実した生活を送るため、「とぎつ生涯学習を考えるつどい」と「少年の主張大会」を開催します。
 「講演会」や「日ごろの生活の中から生まれた子どもたちの意見・主張」を通して、地域社会における新しい絆や連帯が形成され、二つの行事の成果を活用し豊かで活力ある町づくりをめざします。 併せて、時津町を学びの意欲と豊かな心を育む文化の町になることを目的として開催します。とありました。

 開会行事の後、時津町青少年健全育成町民会議からの「子褒め事業」についての説明と時津町PTA連合会からの「とぎつっ子を守る安心スマホ宣言」がありました。

 午後1時20分から2時50分までが「とぎつ生涯学習を考えるつどい」で、「子どもは地域の宝」をテーマに、「スマホ社会の子どもたち」~地域と家庭でできること~という演題で、NPO法人 子どもメディア 専務理事の古野 陽一氏が講演しました。

 内容は、子どもがどのようなことに興味を持ってスマホをいじっているか、それに伴う被害例や子どもの異変についての紹介をし、ご自分の体験を基にどう対処していくかについて説かれました。

 小学生の35%がスマホを持っているという時代に、ご父母の心配や悩みを解消するため、又は親の責任の重大さが分かった講演であったと思います。

 10分間の休憩を挟んで「少年の主張大会」が開催されました。時津町内小・中学校の2,457人の応募者の中から13人が選ばれて発表しました。

 皆さん大きな声で堂々と、理路整然と自分のものとして発表し、訴えるものが十分に伝わりました。毎回楽しみに、この大会に出席していますが、子どもたちが何を考えているのかがよく分かり、こちらの方が勉強させられています。

 発表後の講評では、選考委員会委員長の山津 和則氏(時津中学校→時津公民館 館長)が、発表者一人一人の印象に残った言葉を取り上げ、良かった点を丁寧に解説されたので、発表時の子どもたちの姿と重ね合わせて、聞かせていただきました。

 発表者の皆さんが、大きな大会の場で発表するまでには、並々ならぬ努力があったものと思います。さらに、これを指導された先生方のご苦労も計り知れないものがあったと思っています。皆さん、お疲れさまでした。

 この経験がこれからの人生に、大いに役に立つことでしょう。頑張ってください!
壇上に並んで講評を聞く発表者 左写真の左端に 演台を前に立っているのが、山津選考委員会委員長
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y.canata '15.12.7
写真左から会場全景、相川教育長の開会あいさつ、吉田町長の来賓祝辞、山上町議会議長の来賓祝辞、山津選考委員長の講評、森教育委員長の閉会あいさつ
開・閉会行事
NPO法人子どもとメディア 専務理事 古野 陽一氏の講演
少年の主張大会 小・中学生 13人が発表