平成28年8月28日(日)、ウォーターフロント公園で、午前10時から「とぎつ夏まつり」が開催されました。降水確率90%、雷を伴う強い雨が降るとの予報通り、午前8時半の準備段階から、雷雨に見舞われました。

 露店で使う機材などをトラックに積み込んでいるときに、今日の夏まつりは予定通り実施するとの町内放送がありました。 会場に到着すると、各店舗雨で出遅れたのか、開店準備をしているお店はまばらでした。

 開店時間の10時には、雨も小康状態でしたが、数分後に強い雨になりました。結局、午後2時ごろまで、このような降ったり止んだりの天気で、気分の乗らない時間帯が続きました。周りを見渡すと、いつの間にか全店舗開店していましたが、お客さんの出足は鈍く、閑古鳥が鳴いていました(^_-)-☆。

 午後3時ごろから天気が回復し、晴れ間が見えるようになると、この時を待っていたかのように、急激に人出が増えました。これに連動して各店舗、活況を呈しておりましたが、売り上げは、例年の半分ぐらいではなかったかと思っています。

 当法人(NPO法人コミュニティ時津)のかき氷店は、午後5時過ぎからお客さんが増え、6時ぐらいにピークを迎えました。かき氷とお茶、ジュースが完売した午後8時、一発目の花火の音を聞いて閉店しました。

 今年は、初めての試みとして、バザー(REUSE)の延長線上で、環境(エコ)クイズなど、地球温暖化防止の啓発活動を行いました。推進員で当法人会員の原田理事と長与町の推進員(山口氏と後藤氏)が、来場者の対応をしました。こちらは一足早く午後5時ごろには閉店しました。

 雨の中の正午過ぎに、長崎県地球温暖化防止活動推進センター 企画局長 松本 敏子 氏と環境アドバイザーの松嶋 範行 氏が応援に駆けつけて、啓発コーナーへの呼び込みに、ご協力いただきました。お二方は、本年度からスタートした国の新しい取り組み「COOL CHOICE(クールチョイス)」(賢い選択)の参加者募集も行いました。

 後日、松本局長から次のようなメールをいただきました「みな様のお蔭で、48人のクールチョイス宣言を頂くことができました。また、自民党、漁連、農協、商工会にもお声かけさせていただくきっかけを頂きましたので、早速調整させていただき、アプローチしたいと考えております」。

 お二方のバイタリティー溢れる活動に、当法人のブースは刺激を受け、活気づきました。さすがは長崎県の地球温暖化防止活動の取りまとめ役(センター)だと、感服しております。

 COOL CHOICEとは、気候変動対策及び温室効果ガス削減をテーマにした2030年まで 継続する新国民運動です。詳細はここをクリックしてご覧ください。
とぎつ相撲甚句
実行委員長 吉田 義德町長あいさつと実行委員の皆さん
タムタムスタンプ18周年祭 ビンゴ大会
ダンス!ダンス!ダンス!

※ 皆さんご存じでしょうか?
 ウォーターフロント公園に入るとすぐに、アンツーカーのイベント広場があります。そのイベント広場の周囲の芝生の中の一角に、二つの碑が立っています(下の写真)。
芝生広場会場  時系列にパノラマ写真を並べました。空模様を見ると、悩まされた当日の様子が想像できます。
午後2時17分撮影 この時間帯まで暗雲に会場が覆われ 押し潰されそうな雰囲気にあった
 右が被爆2・3世の会 時津支部が寄贈した「平和の碑」で、左が歌人竹山 広 氏(32年間 時津町に在住)の「句碑(顕彰碑)」です。

 「平和の碑」には「伝えよう平和の大切さ命の尊さ」とあります。句碑には「水のへに到り得し手をうち重ね いづれが先に死にし母と子」とあります。

 平和の大切さと原爆の悲惨さを伝える碑です。ウォーターフロント公園に立ち寄り、皆さんに見ていただきたくご紹介します。

 先日、ブログにアップしましたので、ここをクリックしてご覧ください。
ホーム
y.canata 2016.8.31
雨の「とぎつ夏まつり」
「とぎつ夏まつり」当日の様子
当法人のブース
午後6時11分撮影 雨の心配もなくなり 午後8時から2000発の花火が打ち上げられた
15:30から商工会テントで整理券を発行 16:00つかみ取り大会開始 体長50cmはあろうかという鯛70匹を確保し 70人の子どもが 7~8人の班で挑戦!
商工会の担当者が 7~8人単位で名前を読み上げ プールの鯛をつかみ取り お母さんも思わずケイタイでパチリ! 時価2,000円程度はするのでは?
(クリックすると拡大)
◎ 編集後記
 連日の猛暑日で、雨のない日が続いていましたが、皮肉なものでまつり当日に限って、雷雨を伴う荒れ気味の天気(見方によっては恵みの雨)になりました。毎年、町民が楽しみにしている一大イベントなだけに、実行委員会は、判断に迷ったと思いますが、午後3時過ぎには青空が見えて、実施決定判断の正しかったことが証明されました。後半だけを切り取ると、例年並みの賑わいではなかったでしょうか。皆さんお疲れさまでした。
 翌日は午前7時から、各店1人以上と婦人会の皆さんが出て、会場の清掃を行いましたが、大きなごみは殆んどありませんでした。イベントが終わると「ごみの山」という時代からの環境意識の高まりを感じました。これもボランティアの皆さんが、まつり開催中に会場を巡回して、ごみを拾い集めてくれたことを抜きにしては考えられないことだと思っています。ありがとうございました。
魚つかみ取り大会
他露店の様子
イベント広場(アンツーカー)会場 芝生広場会場側から撮影 奥の方が国道206号線側でウォーターフロント公園入口
準備も整い 開店直後のお店 店舗左が地球温暖化防止啓発コーナー 右がかき氷とお茶・ジュース販売コーナー 
上の5枚の写真をそれぞれクリックし 拡大してご覧ください
みんなで踊ろう盆踊り大会
なづみ太鼓
ステージショー
午後4時41分撮影 このころになると晴れ間が見えて 人出が増えて来た
地球温暖化防止啓発コーナー 西彼地区の地球温暖化防止活動推進員3人と県推進センター2人(応援加勢)で対応(クリックすると拡大)
かき氷とお茶・ジュースの販売コーナー  売り子は 延べ10人で対応(クリックすると拡大)