餅踏み用わらじ作り体験
 平成30年10月27日(土)に、時津町総合福祉センターで開催された時津町ボランティア協議会(平山会長)主催のボランティアまつりで「餅踏み用わらじ作り体験」コーナーが設けられました。

 先着10名の方に、時津町民生委員児童委員協議会(井上 雅浩 会長)の皆さん8名が、ほとんどマン ツ マンで指導し完成させました。

 井上会長は「民生委員としての仕事がいろいろある中での一つで、初誕生を迎える家庭に『餅踏み用のわらじ』を届けるようになってから約13年になります。誕生を迎える家庭は、広報とぎつの『お誕生日おめでとう』欄または地域の人からの情報で知り、保護者の了解を取って届けています」と語っていました。

 餅踏みは、日本独自の習慣であり、子どもの成長を祝う行事のひとつで、初誕生を迎える幼児に、わらじを履かせ一升餅を踏ませてお祝いをする伝統行事です。餅踏みは、九州地方でよく行われる行事で、地域によっては、背負い餅というのもあるそうです。

 失われてゆく伝統行事を、このような形で残していることに興味を示し、足を運び取材しました。
このようなラッピングをして届ける
可愛いいわらじの出来上がり
y.canata 2018.10.28
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餅踏みの時の台詞 節をつけて歌うらしい。
わらぞうり(わらじ)の編み方
マン ツ マンの指導で、先着10人がチャレンジ! 帰りには、予め準備していた最上段右写真の完成品をお土産にもらう。家では装飾品としても使える。