2018年度行事 春季「時津港沿岸のごみ拾い」
 平成31年(2019年)3月16日(土) 9:00~11:00、NPO法人コミュニティ時津主催の「時津港沿岸のごみ拾い」を実施しました。前日、夕方からの雷雨で、心配された天気も当日は、晴れ間が見え無風状態という絶好のコンディションでした。

 当法人にとっては平成30年(2018年)度 最後の行事で、且つ、平成最後の「時津港沿岸のごみ拾い」でしたが、過去最高の90人の方にご参加いただきました。

 毎回参加いただいている協力団体関連自治会・公民館・老人会/地域住民/大村湾漁業協同組合/西そのぎ商工会/三菱電機長崎製作所/菱電テクニカ/十八銀行時津支店/親和銀行時津支店/ケンコーホーム/別所組/啓正会(モンサン)/春回会(長崎北病院)/長崎大学ボランティア活動支援 やってみゅーでスク・U-サポ事務局 )の皆さんに加え、大学生ボランティア事務局の声掛けで、時津港を練習場としている長崎大学端艇部(カッター部)から17人の参加がありました。これに、ながさき海援隊と個人応募者を含めると、大学生ボランティアだけで27人になりました。さらに、イオン チアーズクラブから子ども5人、大人3人の参加がありました。

 従来とおり、海上から浮遊ごみを、陸上から漂着ごみを収集しました。収集した燃やせるごみ540㌕は、クリーンパーク長与に運び処理しました。燃やせないごみは少々で、家庭内ごみとして処理しました。

 当法人の田窪理事長は、作業前のミーティングで「閉鎖的な大村湾のごみは、沿岸の長崎県人が出したごみです。この中には多くのプラスチックごみがあります。世界に目を向けると、年間800万㌧以上のごみが海に流れ込み海洋を汚染し、5㍉以下になったマイクロプラスチックは、魚や鳥が食べ人間が食べるという循環型社会の生態系に深刻な影響が出ているという調査報告があります。今日はプラスチックごみを考える日として作業しましょう」と述べました。

 今回は総勢90人、若い大学生の力もあって、仕事がはかどり時津町のシンボルでもある「ウォーターフロント公園」沿岸が綺麗になりました。年2回実施しているごみ拾いですが、プラスチックごみは、一向に減る気配がありません。啓発活動を行いながら、住民一人一人の環境意識の高まりを待つしかないのでしょうか(@^^)/~~~。
ごみ拾い状況
ホーム
y.canata 2019.3.21
集めたごみを運搬車に積み込む
流木の長尺物は鋸で切断
大村湾漁協~弁天様(七工区入口)の作業風景(クリックで拡大)
浮遊ごみの収集が終わり帰港する海上班
陸の難所 遊具広場そばの橋の下
三菱電機長崎製作所沿岸
ウォーターフロント公園芝生広場沿岸
全体ミーティングでの表情、左端写真はイオンチアーズクラブから参加した子どもたち。(クリックで拡大)
作業前の全体ミーティング:田窪理事長のあいさつと実施要領の説明。
陸 上 班
三菱電機(七工区)側
ウォーターフロント公園側