後半は、今月が環境月間ということもあって、主婦の目から見たごみの問題についての話を聞きました。講師は、NPOスタッフの中原 裕子 氏と太田
千賀子 氏が務めました。おやつタイムに配った空き袋や紙を利用し、ごみの分別について一緒に考えました。子どもたちは自宅でもごみ出しのお手伝いをしているのか、講師の質問には大きな声で答えていました。
ペットボトルの分別では、プラスチックごみとの区別に、多少頭をかしげながら学んでいました。
時津クリーンセンター(資源ごみと燃やせないごみ)やクリーンパーク長与(燃やせるごみ焼却場)では、ごみの分別や処理(焼却)のために、フル稼働し満杯状態であることを説明し、家庭でもきちんと分別する必要があることを教えました。
特にプラスチックごみについては、奈良の鹿が亡くなった原因を調べたら、おなかにたくさんのプラスチックごみやお菓子の包装袋が入っていたことや海洋動物のイルカやクジラの胃袋からもたくさんのプラスチックごみが出てきたことなどを話して、日ごろからごみの分別をきちんとしよう、と話しました。
次に、ペットボトルの繊維製品へのリサイクルの状況とプラスチック製容器包装へのリサイクル工場をビデオで見せて、お家のごみ分別を決まりどうりにして、リサイクルを推進しようと指導しました。
最後に、子どもたちを7つのグループに分けて「どうすればごみを出さない生活ができるかな?」というテーマで話し合わせ、各自の知恵を付せん紙に書いて模造紙に張り付け、グループごとに発表しました。
地球環境を良くするには、身近にできることから行動に移すことが重要であることを学び、今日のサタデールームは終了しました。