令和元年6月8日(土) 時津公民館別館での第2回「とぎつサタデールーム」には、児童42人(9人欠席)、スタッフ14人(うち大学生11人)の総勢56人が参加しました。

 大学生スタッフ11人中3人が留学生((中国1人、台湾1人、香港1人)で、活水大学からの参加も1人ありました。なお、今回は時津町社会教育課の担当者 齋藤 健さんが見学兼お手伝いで参加されました。

 前半が英語の学習で、後半は家庭内ごみの分別の大切さについて学びました。

 前半の英語の学習は、長崎外国語大学の学生さんが先生になり「英語であいさつと自己紹介をする」がテーマでした。

 「おはよう」「こんばんは」「元気?」など、身近で交わされる言葉を先生の発音につけて、大きな声で復唱し、覚えた後に英語で自己紹介に挑戦しました。また、名前? 好きな食べ物? 何をするのが好き? 何になりたい? などを先生が英語で質問すると、子どもたちは手を挙げて大きな声で英語で答えました。

 少し遊ぼう!では体の部位をあらかじめ英語で教え、先生が指で指した部位を子どもたちは英語で答え、遊びの中で英語の学習をしました。

 後半は、今月が環境月間ということもあって、主婦の目から見たごみの問題についての話を聞きました。講師は、NPOスタッフの中原 裕子 氏と太田 千賀子 氏が務めました。おやつタイムに配った空き袋や紙を利用し、ごみの分別について一緒に考えました。子どもたちは自宅でもごみ出しのお手伝いをしているのか、講師の質問には大きな声で答えていました。

 ペットボトルの分別では、プラスチックごみとの区別に、多少頭をかしげながら学んでいました。

 
時津クリーンセンター(資源ごみと燃やせないごみ)やクリーンパーク長与(燃やせるごみ焼却場)では、ごみの分別や処理(焼却)のために、フル稼働し満杯状態であることを説明し、家庭でもきちんと分別する必要があることを教えました。

 特にプラスチックごみについては、奈良の鹿が亡くなった原因を調べたら、おなかにたくさんのプラスチックごみやお菓子の包装袋が入っていたことや海洋動物のイルカやクジラの胃袋からもたくさんのプラスチックごみが出てきたことなどを話して、日ごろからごみの分別をきちんとしよう、と話しました。

 次に、ペットボトルの繊維製品へのリサイクルの状況とプラスチック製容器包装へのリサイクル工場をビデオで見せて、お家のごみ分別を決まりどうりにして、リサイクルを推進しようと指導しました。

 最後に、子どもたちを7つのグループに分けて「どうすればごみを出さない生活ができるかな?」というテーマで話し合わせ、各自の知恵を付せん紙に書いて模造紙に張り付け、グループごとに発表しました。

 地球環境を良くするには、身近にできることから行動に移すことが重要であることを学び、今日のサタデールームは終了しました。

今回の「とぎつサタデールーム」のリポートは、NPO会員スタッフの清浦 保氏が行いました。
y.canata  2019.6.15
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令和元年「とぎつサタデールーム」年間予定.pdf へのリンク
前回(第1回)の「とぎつサタデールーム」にリンク
各班毎に発表者を決め 班でまとめたことを発表した「ごみ分別をきちんとします」とか「レジ袋を持って買い物に行きます」などがあった(クリックで拡大)
7つの班に分け環境を良くするための各自のアイデアを付せん紙に書いて模造紙に張り付けた(クリックで拡大)
おやつタイムに出たペットボトルやプラスチック製包装紙などを教材にごみ分別の大切さを学んだ(クリックで拡大)
後半のごみ問題についての学習
先生が体の部位を指すと子どもが英語で答える遊び
何になりたいですか?の質問などに 英語で答える子ども
グループに分かれて自己紹介(クリックで拡大)
英語の学習では 英語の質問に手を挙げて、大きな声で答えた
大学生スタッフが講師の英語の学習
始業前のオリエンテーション
令和元年 第2回とぎつサタデールーム
登録児童数47人から51人に(4人増)
環境学習(家庭内ゴミについて)
英語の学習