時津川のごみについて
 令和3年7月2日(金)の長崎新聞に、「時津川にごみ なぜ多い? ほとんど家庭から」という見出しの記事が掲載されました。

 この記事は、「時津小近くの川にごみがたまっています」という長崎新聞の情報窓口「ナガサキポスト」のLINE(ライン)に、5月下旬に投稿が寄せられ対応したものです。

 投稿者の「現状を記事にしてポイ捨てが減るきっかけとなってほしい」との意図を汲んで、長崎新聞社の記者が「なぜごみが多いのか?」川の周辺を歩き、関係者を訪ね取材しまとめた記事です。

 投稿者の目に留まったのは、新地橋(時津図書館手前)に設置された汚濁防止用のフェンスに引っ掛っているごみで、時津小学校の子どもたちや図書館を訪れる人たちなど多くの人の目に触れる場所でした。

 その後、フェンスは下流の河口付近(ヤスダオーシャンホテルそば)に移設されました。人の目に触れない所に移されましたが、ごみを減らすための対策にはなっていません。

 記事は、取材で出会った関係者はこう口をそろえた。「ほとんどは家庭からのごみ。住民一人一人が『捨ててはいけない』という意識を持ってほしい」と締めくくられていました。
 
令和3年3月13日(土)に実施した時津川のごみ拾いにリンク
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y.canata 2021.7.31
 
 長崎新聞の上記記事を見た人から、「ごみは家庭内ごみが多いんですね」とか「ほとんどがポイ捨てごみなんですね」とかの声が聞かれました。

 また、同紙の7月21日(水)の「声 みんなのひろば」への投稿者(長崎市在住)の方は、「先日の本紙に、西彼時津町の川のごみ問題に関する記事が載っていました。家庭などから出たごみやポイ捨てごみが川に入った後、海に流れ出ているのが原因だそうです。プラスチックごみは微小のマイクロプラスチックになり、それを魚が食べて、食物連鎖で最後には人間に害を及ぼします。各人が川や海を汚さないように肝に銘じる必要があります。(以上、投稿記事の抜粋)」と食物連鎖による人間への害を危惧していました。



移設されたフェンスの設置場所(左写真は時津橋から望む 右のビルがヤスダオーシャンホテル フェンスの先が大村湾)
フェンスの移設先はペーロン船を模した欄干の時津橋下流
時津交差点を琴海方面に曲がり マルキョウ・ベスト電器の手前
フェンスが撤去・移設された新地橋下
新地橋(国道206号線 十八親和銀行時津中央支店を左折)
前方左 茶色の建物が時津図書館
汚濁防止フェンスに溜まったごみ
(ペットボトルや食品トレーなど種々雑多 サッカーボールもある)