長崎の綺麗な海も汚染が進んでいます、普段は我々の目の届かないところなので、
どうなっているのか皆目見当が付きません。
この度、とぎつカナリーホールの館長さん(山下 和俊様)に無理をお願いし、
ご自身でお撮りになった海中写真を提供して頂きました。
本ページでは、その一部をご紹介し、汚染が進む海中の実態を知って頂くことにしました。
お話によると、意識的に海中投棄されたと思えるものもあるし、
島に放置(投棄)されたものが、台風などの強風で飛ばされ海中に沈んだものもあるそうです。
何れにしても、人の手で海が汚されていることに変わりはないようです。
ここでは、大きい投棄品を写真で紹介していますが、
心ない人達が捨てたと思われる釣り針、釣り糸、魚網類からジュース缶、ペットボトル、
包装紙、煙草の吸殻なども浮遊物として漂ったり、海底に沈んだりしているそうです。
魚が網や針に引っ掛かり死んでいるのを良く見掛けるので、
こういうことが起こらないように小さい物については、
拾い集めて持ち帰り、大きい物は、魚が住み着くように固定したり、
ブイで浮かせて沖のほうに運んだりして漁礁にしています。
このようにスキューバダイビングを趣味とする仲間達と海中遊泳を楽しむばかりでなく、
海の美化や魚が住み良い環境作りをすることにも心血を注いでおられ、
この精神は、新人ダイバーにも引き継がれているそうです。
誰でもこれぐらいはいいだろうという気持ちを持っていると思いますが、
良心が働き踏み止まるか、‘まあいいやー’でポイ捨てするかの違いではないでしょうか。
子供や孫達に綺麗な環境を残して上げましょう、
一旦壊れた環境、壊した環境は、簡単には元に戻りません。
(旧池島炭鉱沖大墓島付近)
定置網・自転車・自動車までも・・・・。 道頓堀の川底にもこれに似た光景がありましたね! |