’04.09.23 y.canata
ここに放流
挨拶する教頭先生
ホタルはどこに行ったかなー
放流の瞬間
後方 森下さん(左)と
長岡さん(右)
いざ放流 緊張の一瞬
平成16年9月22日(水)、左底川の支流(隠れ岩観音の下流、左底公民館の向かい側)に、
鳴鼓(なづみ)小学校の生徒がホタルの幼虫を放流しました。 長崎県時津町
9月21日(火)に予定していた放流が、天候不良で順延となり9月22日(水)に実施されました。
当日も時々小雨が降ったり晴れ間が見えたりのはっきりしない天気でしたが、
川の水量も普段より少し多いかなという感じぐらいで、放流には支障ありませんでした。
鳴鼓小学校の山口 繁教頭先生が生徒の取りまとめ役で、保護者の方やホタル里親の会の長岡・森下両氏、
NPO法人コミュニティ時津の会員など20人が参加し、
午後5時30分から「来年、たくさん飛べよ」と願いを込めて、約100匹の幼虫を放流しました。
夏休み前の7月下旬に長岡さんが学校に提供したホタルの幼虫を、
子供たちが家に持ち帰り、約2ヵ月の間観察しながら育てました。
今年の夏は、猛暑で温度管理に苦労したそうですが、子供たちは自分の手で育てた幼虫を、
ガラスびんやプラスチックの容器に入れ、大事な宝物を運ぶように、それぞれ抱えてきました。
里親の会の長岡さんや森下さんから「ようここまで育てたなー、立派に育っとるぞー」と褒められると、
ジュニアー里親からは笑顔がこぼれ喜んでいました。
山口教頭先生のお話では、「飼育希望者を、全校生徒から募ったところ6人の生徒が手を上げました、
6人の中には昨年も育て今年もチャレンジした子がいます」ということでした。
ホタルの飼育は、根気とホタルへの愛情がないとできない仕事で、最初から諦めている小生は、
ひそかに長岡さんや森下さんの後継者に育ってくれればと願った次第です。