y.canata '06.7.10

昨年の講演会

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講演会の風景
クッキング教室 講演会

子どもの居場所づくり、“いただきます クッキング教室”実行委員会(代表 青山 泰
・発起人 中原 裕子)は、平成18年7月9日(日)時津公民館(長崎県 時津町)に於いて、
NPO法人 大地といのちの会 代表 吉田 俊道先生を招いて講演会を開催した。

これは子どもの居場所づくりの中で、食育とエコ(経済的な、節約)料理を目指す
“いただきます クッキング教室”と生ごみを堆肥化して元気野菜づくりに取り組み、
各地で実演や講演を行っている吉田先生の活動に共通点や
相通ずるものがあるということで、クッキング教室の一部として企画したものである。

子ども向けにとお願いした講演会に、56人(内 保護者17人)が参加した。
吉田先生は生ごみが勿体ないというところからスタート、
これを堆肥化して元気野菜をつくり、この野菜を食べて健康で丈夫な身体をつくる。
また出たゴミは堆肥化し土に戻すという食の循環型社会を形成することで、
一石二鳥の効果が得られるといういうような話しをされた。

また体温が低いとか病気をしやすい、傷の直りが遅い、皮膚が弱いというような人も、
食生活を改善することで1〜2ヵ月もすると効果が現れる。玉ねぎや人参、ごぼう、きゅうり、
なすびなど野菜の皮やキャベツなどの芯の部分に一番栄養があるのに、
これを捨てるような勿体ないことをしている。一番に食べる、それでも残ったものは
堆肥化して元気野菜を作るようにしようという主旨の話しを、2時間(午前10時〜12時)に
わたってされたが、吉田先生の問いかけやユーモアを交えた話しを、
小学校3年生〜6年生の子どもたちは、身じろぎもせずに真剣に集中して聞いていた。

終了後のスタッフミーティングでは、今日の話にでた材料を使った料理なども
教室のメニューに加えて行こうということになった(人参のへたを捨てずに料理に
使ったり、皮をむかないということは既に実施中)。


クッキング教室に全面的に協力、参画している当法人(NPO法人 コミュニティ時津)も、
今年の活動テーマーの一つに、「生ごみを堆肥化して元気野菜づくり」に取り組むことにした。
生ごみの減量化や健康増進につながることから、先ずは自分たちから始め、賛同者を増やし、
当法人の環境や食のイベントとドッキングさせ定着させたい。

団塊の世代が定年退職をするころには、生ごみリサイクルの
無料貸し菜園でも出来ればよいなと思っている。

具体的な推進の仕方については模索中である。
先日(7月5日 水曜日)は、当法人のメンバー2人と環境や食に
興味を持っている大学生3人と候補地の下見を行った。

何事も人材(人手)あってのもの、関心ある方のご協力、ご参加をお願いします。
またご意見などありましたら「NPO法人 コミュニティ時津」までよろしくお願いします。

吉田 俊道先生

中原発起人

青山代表

吉田先生の講演の模様

試食(飲)− にんじん(元気野菜)と醤油(無添加)の味見