令和元年 第3回とぎつサタデールーム
時津町民俗資料館見学
 令和元年7月13日(土) 時津公民館別館での第3回「とぎつサタデールーム」には、児童45人(6人欠席)、スタッフ18人(うち大学生15人)の総勢 63人が参加しました。

 大学生スタッフ15人中、4人が留学生((中国2人、台湾1人、香港1人)で、3人が「ボランティアの勉強がしたい」という目的で参加されました。

 計画では、時津公民館別館をスタートして「26聖人上陸の地碑」経由で、民俗資料館(カナリーホール内)まで行く予定でしたが、生憎の雨で予定を変更し、時津公民館別館で講話をした後に、子どもたちと大学生スッタフは、3台のNPOスタッフの車で、カナリーホールまでピストン輸送するようにしました。、

 3台の車のうち1台は、大学生4人を乗せて先発し、カナリーホールでの受け入れ担当を務めました。従いまして、子どもたちは、実質2台の車でのピストン輸送になりました。可成り強い雨で交通渋滞にかかり、最初に到着した子と最後に到着した子のタイムラグが、1時間程度出てしまいました。

 子どもが全員到着してから見学を始めるという計画でしたが、カナリーホールの佐藤 雄一館長さん(民俗資料館長兼務)と民俗資料館の後藤 弥生学芸員さんと打ち合わせ、子どもの到着順に見学を進めることにしました。それでも予想以上に、移動に時間が掛かっていることなどがあって、説明手順などを変更して対応していただきました。

 最後の車が到着したのが見学終了時間の10分前で、一部の子どもたちは見学もそこそこに、帰りの車に乗り込むことになりました。到着が遅くなった子どもたちには気の毒でしたが、反省会で「公民館別館での待ち時間に、子どもたちは元気に遊んで楽しんでいました」という大学生の話に救われました。

 出発前の時津公民館別館では、太田NPOスタッフが「我が町『時津』を知ろう!」というタイトルで、「時津」の名前の由来と「時津街道」及び「日本26聖人上陸の地碑」の話をしました。

 民俗資料館では、後藤学芸員さんの案内で見学しました。内容は下記のとおりです。

1.DVD鑑賞「継石坊主が教えてくれる時津街道」13分
2.講話
 ①継石坊主、茶屋(本陣)についての説明
 ②古写真で昔の時津を見てみよう(スライドショー)
   ・継石バス停付近(S30年代撮影)
   ・旧時津小裏から時津一帯を望む(昭和30年代撮影)

   ・西彼杵郵便局交差点付近(昭和30年代撮影)
   ・野田バス停付近(昭和14年撮影)

   ・野田郷一帯(昭和37年撮影)


※後藤学芸員さんから次のようなコメントがありました
 昭和30年代に撮影された写真を中心に昔の町の様子をご紹介しました。現在では家々やお店が立ち並んでいますが、かつては国道206号沿いには田畑が広がっていたこと、まちの発展とともに人口が増え、住宅やお店が立ち並び、現在の町の姿になっていることなどを説明しました。
 また、現在資料館では明治~昭和時代に時津町内で撮影された写真を募集しているので、お家に古い写真がある人は教えてくださいね、とお知らせをしています。
 本日は、ありがとうございました。

 「とぎつサタデールーム」のために、子どもたちが興味を持つような内容のプログラムを作っていただいておりましたが、前述のような事情で筋書きとおりに行かずに、申しわけございませんでした。こちらこそ、ありがとうございました。

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y.canata  2019.7.15
令和元年「とぎつサタデールーム」年間予定.pdf へのリンク
前回(第2回)の「とぎつサタデールーム」にリンク
昔話のクイズに挑戦
展示品の前で
継石坊主(さばくさらかし岩)のDVD
おやつタイム(今日はゼリーとせんぺい)
メモを取りながら太田スタッフの話を聞く